ダンボールの原紙はライナーと中芯によって呼び名と原料や原料の割合が異なってきます。
中芯には強い物が使われますので、ケミカルパルプ「SCP」やケミグラインドパルプ「CGP」が主原料となったものが使われています。他には強度が高い特芯というものがあります。
ダンボールの表面と裏面はライナーと呼ばれる平坦な紙が使われており、クラフトライナー(K)とジュートライナー(C)と呼ばれるものになっています。クラフトパルプが主原料なら「K」とされ、クラフトパルプと古紙が原料となっている物は「C」とされています。紙の強度としてはパルプのみのものが高く、古紙が混ざっているものは弱くなります。
ちなみに古紙100パーセントだとライナーとしては弱く、新聞紙程度の紙に用いられます。
原紙はライナーとフルート(中芯)を接着してダンボールシートに加工しますが、接着には主にコーンスターチ(デンプン)が使われ、接着することを、貼り合わせると書き「貼合(てんごう)」と言います。また、ダンボールとして製品にする際、接合させる部分が出てきますが、そこを「継ぎしろ」と呼びます。工作やクラフトでいう「のりしろ」のようなものです。
こうやってみると、原紙にする段階で化学処理はされるものの、原料の多くが植物から作られていることが分かります。

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6月.14,2011